ごあいさつ会社紹介

TMCが所属するBYDグループは、1994年に中国で創業した企業グループです。当初は二次電池部品の製造からスタート。時代が環境にやさしい製品を求めるなか、着々と事業領域を拡大。今日では、携帯電話やパソコンをOEM供給するIT事業、ソーラーパネルと蓄電池を組み合わせたエネルギー事業、そして電気自動車等を開発・製造する自動車事業を3本柱に、スマートシティの実現に貢献できる世界的にも稀有な企業グループに成長しています。

特に、自動車事業においては、早くから環境にやさしい電気自動車(EV)の開発に注力してきました。今日では、日本を含め世界で36の国と地域でBYDグループが開発・製造したEVバスと乗用車が走行するとともに、乗用車の分野でもドイツのダイムラーベンツと合弁会社を設立。共同開発した新型EV「DENZA」は、早くも中国のEV市場でナンバーワンの人気になっています。

こうしたBYDグループの1社として、新たな成長戦略を描いているのが私たちTMCです。先の新型EVの開発にあたっても、BYDとの緊密な協業体制のもと、外板パーツの金型づくりを一手に担いました。つまり、BYDグループの仲間入りを果たしたことでTMCは、これまで培ってきた技術ノウハウをスマート社会の実現に活かしていく機会を得たのです。このチャンスを捉え、BYDグループとともにTMCの優れた技術を世界に発信していきたいと考えています。

TATEBAYASHI MOULDING 株式会社
代表取締役会長
劉 学亮

金型はプレス加工等には欠かせないツールのひとつで、その品質が製品の品質に直結することから、設計・製作には卓越した技術力が必要です。私もこのプレス金型の技術者として30年以上の経験を積み、2016年から社長に就任しました。

実感しているのは、この分野がモノづくりの面白さを存分に味わえる仕事フィールドだということです。特に、当社が設計・製作している金型は、自動車ボディの骨格となる重要な車体部品を生産するための金型のため、求められる精度は非常に高いレベルのものです。しかも、EV化が加速し、より軽量で安全なクルマづくりが進むなか、アルミやハイテン鋼など加工が難しい素材を加工する金型づくりが必要になっているのです。当社でも、積極的に新しい素材を加工する金型づくりにチャレンジしています。

世界トップの自動車メーカーを目指して躍進を続けるBYDグループの一員になった現在では、安定した経営基盤のもと、グループと共にさらなる成長を目指しています。例えば、前身の時代から長年にわたって培ってきた、高い技術力を生かしたエンジニアリング・サービスに力を入れたいと思っているのも、その一環です。

そのためにも、何より重要になってくるのが技術者の採用・育成です。どんなに高性能の設計ツールや機械加工マシンを設備しても、その性能を最大限に引き出せる優秀な技術者がいなければ意味がありません。幸いなことに当社には、この分野でずっと技術を磨いてきた経験豊富な技術者がたくさん活躍しています。この技術をしっかりと次代に継承するために、意欲あふれる若い人材が当社をリードする技術者に成長できるよう、教育体制の充実にも力を注いでいます。

TATEBAYASHI MOULDING 株式会社
代表取締役社長
髙草木 健一